BricsCAD (Bricsys) の中の人
BricsCAD® は汎用の2D/3Dの設計の他、機械・土木・建設などの設計にも対応するオールインワンの CADソフトです。
.dwgファイルのプラットフォームで幅広い業界の設計者にご利用頂けます。
そんな BricsCAD の中の人が、日本の皆様に向けた情報を紹介します。
記事一覧
BricsCAD®をサクサク使うためのテクニック その1:データを軽くする
データを軽くすることの重要性 BricsCAD は、数秒で起動したり、マルチスレッドなファイルオープン処理に対応するなど、CAD の中ではかなり軽快に動作するソフトウェアになっています。
それでも、大規模な設計を行っていたり一つのファイル内で多数の図面をまとめて描いていたりしていると、図面ファイルのデータは大きくなっていくため、軽快に動作させ続けるための方法をしておくことは生産性を極力落とさずに
BricsCAD®のデータ互換性シリーズ 「DWG・DXF の対応」
BricsCAD® の標準図面ファイル形式は、DWG または DXFファイルとなっています。DWG® という名称は 米国 Autodesk®社の登録商標として登録されていて AutoCAD® の標準フォーマットでもあります。
歴史的な背景から 2004形式以降の .dwgファイルに埋め込まれるようになった透かし情報は変更しないスタイルになっていますが、DWGファイルの構造自体は、エンジニアリン
BricsCAD®でフォトグラメトリから3D モデルを取り込みしてみる
中の人の夏の自由研究ということで、フォトグラメトリで作成した3D モデルを BricsCAD に取り込んでみるという遊びをしてみたので、その流れについて書いていこうと思います。
フォトグラメトリってなに?という方に少し解説すると、写真測量法などと言われることもありますが、最近よく使われるフォトグラメトリは狭義の意味で、デジタルカメラ等で多面的に撮影した複数のデジタル写真をコンピュータで画像解析