見出し画像

Q. BricsCAD®からCSVファイルを書き出し出来ますか?

A. 色々な方法があります。

BricsCAD には、図面ファイル内の情報を汎用的な CSV(comma separated values)ファイルに書き出しする機能がいくつかあります。

CSVファイルを書き出しする事ができるコマンド

  • DATAEXTRACTION (データ書き出し)
    選択したファイルから、指定した図形種類やプロパティなど、図面データベースのほぼすべての情報を書き出しすることが出来るコマンドです。
    [エンコード:BOM 付き UTF-8 形式]

  • ATTEXT (属性書き出し)
    主にブロックの属性値情報を書き出しすることが出来るコマンド。
    CDF(Comma-Delimited File)形式を選択するとCSVファイル相当になります。(テンプレートファイル)
    [エンコード:BOM なし UTF-8]

  • TABLEEXPORT(表書き出し)
    表オブジェクトの内容を書き出しすることが出来るコマンド。
    [エンコード:BOM なし UTF-8]

CSVファイルは "," カンマ区切りのテキストであることが多いですが、DATAEXTRACTIONコマンドでは、区切り文字にセミコロンやタブ、スペースを選択できます。

DATAEXTRACTION の区切り文字指定項目
書き出されたCSVデータをエクセルで表示してみた例

ファイルのエンコード

各コマンドで書き出されるCSVファイルのエンコードは、上記に記載してあるとおりです。Excel など多くのソフトは自動的にエンコードを判別しますが、書き出したファイルを活用したいソフトウェアで適切に処理されるよう参考にしてください。

例えば CSV ファイルを Shift-JIS の形式で扱いたい場合は、書き出しした CSVファイルをエディタ等で Shift-JIS にエンコードの変換をして保存する必要があります。

では、よいCADライフを!🐆

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!

BricsCAD の体験版は無料ですべての機能を試せます。 BricsCAD は 2D設計と3D設計を一つのプラットフォーム上で行える学習コスト・運用コスト共に優しい CAD です。 記事が役に立ったら「❤スキ」のクリックもお願いします!