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BricsCAD® のテクニック

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BricsCAD を使うためのスキルアップに役立つ記事をまとめています。
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2022年6月の記事一覧

BricsCAD® で扱える点群(Point Cloud)ファイルの種類まとめ

BricsCAD の PRO 以上の製品では、点群(ポイントクラウド)ファイルを読み込むことが出来ます。点群ファイルもいろいろな種類がありますが、扱えるファイルの拡張子は BricsCAD V23 では以下の8種類になります。 対応点群ファイルの種類E57:ASTM 中間ファイルフォーマット LAS / LAZ: ASPRS LiDARデータ交換フォーマット PTS: Leica PTSファイル RTX: Leica PTXファイル RCP / RCS: Autod

BricsCAD®のラスター(画像)ファイル対応まとめ

今回は、BricsCAD で扱えるラスター イメージ ファイルの種類についてのお話です。 そもそもラスター イメージ ファイルとは? コンピュータでいうラスター イメージ (Raster image)とは、簡単に言うと写真やコピー機などでスキャニングした画像データの事を指します。  Windows のビットマップ(BMP)やデジカメのジェイペグ(JPEG)などが有名です。ウェブ系の人だと、PNG や GIF ファイルなども馴染み深いかもしれませんね。  ラスターイメージはど

BricsCAD にクイックなグループ化機能がなくて悲しい思いをしている方へ。 ⇩ のマクロを追加すると無名グループをサクッと作れる機能を追加できますよ。 ^C^C-group;c;*;;$M=$(if,$(getvar,cmdactive),\;,)

BricsCAD のパネル表示切り替え

BricsCAD のパネルの表示の変更 BricsCAD のインターフェスに「パネル」と呼ばれる、図形の情報を表示する「プロパティ」パネル、現在ファイルの「レイヤー(画層)」表示をするパネル、外部参照やイメージなどのアタッチファイルがまとまっている「アタッチメント」パネルなどがあります。 リボンやコマンドラインもパネルとして実装されています。 パネルの表示はカスタムすることが出来ますので、今回はそれについて解説をします。 パネル表示の種類を切り替え  通常、パネルの表示

BricsCAD における図面バックアップの仕組みと復旧方法 (~V24)

最終更新:2023年11月13日 BricsCAD は、30万人もいるアクティブユーザに日々揉まれていることもあり、CADソフトの中ではかなり安定度の高い製品なのですが、何かしらの影響でソフトウェアが異常終了したり、PC の電源が落ちてしまったりといった不慮の事故的な形で中断されてしまうことはどのソフトウェアも避けて通れません。 作業の途中や保存する前の状態のバックアップが行われていると、いざという時に復旧出来て安心で、BricsCAD には当然のごとくバックアップを自動

BricsCADで袋文字を作ってみる

 今回は以前書いた ExpressTools の機能を活用して、Adobe のイラストレータ などで作成することの多い"袋文字"を BricsCAD で作ってみるということをやってみます。 袋文字ってなに?という方のためにウィキペディアから引用します。  画像の検索をするとわかりやすいかもしれませんが、お店の POP などでよく見かける若干アクの強い文字装飾ですね。😅 この記事のヘッダーイメージも袋文字で作成しています。  BricsCADは、文字として Windows

BricsCAD® のランチャ表示をオフにしたい場合