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BricsCAD® カスタマイズ向け情報

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BricsCAD® 上で、APIを使用してアドオンプログラムを作ったり、ちょっとしたカスタマイズをしてみたりする人向けの記事をまとめています
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BricsCAD® のアプリ開発者向けお知らせ

年の瀬も近づいて参りましたが、BricsCAD 用のアプリケーションを開発・販売されている方向けに、2023年中に更新されている情報について、本記事にてまとめてお知らせいたします。 2023年12月31日にアプリケーション カタログの eStore 機能が無効になります。独自のストアを介して提供されている場合は影響ありません。 BricsCAD V24 のリリース後、アプリケーションカタログに BricsCAD V24 との互換性を定義するオプションが追加されています。最

BricsCAD® V24 APIを使ったアプリ開発の更新点まとめ

この記事では、BricsCAD V24 の API を使用したカスタマイズやアプリケーション開発に関連した記事のまとめです。 BricsCAD V24 の図面ファイル対応についてDWG,DXFファイルについては、V23 時点で最新の形式である2018形式に対応しておりますので、その点は変更ありません。 ただし、これまでの中で発見されたレアケースなどへの対応のほか、BricsCAD Pro では、AutoCAD® Civil3D、Map3D データの対応強化、BricsCAD

Q. BRX API のドキュメントはどこにありますか?

A. BRX SDK の中にある docs フォルダにあります。BricsCAD の BRXに関するドキュメントは、SDK の中にある docs フォルダにあります。 docs フォルダ内には、 doxygen で生成されたドキュメントが格納されていますので、index.html ファイルをブラウザで開くと、クラス名など各種の情報を閲覧・検索できます。

BricsCAD® V23 の .NET(Visual Basic)でHello World!

 プログラムでの開発で各種の言語を使いはじめる際に「Hello world」と表示してみることで最低限の流れを把握する。というお約束があります。.NET(C#)での「Hello World! 」を「CAD日記」様から寄稿いただきましたが、.NET(Visual Basic)版もあった方がいいだろうということで作成しました。C# の記事を読んだ方なら設定の流れは同じでコード部分が Visual Basicになるだけですので難しくはありません。 BricsCAD の API の

BricsCAD® V23 の .NET(C#) でHello World![寄稿]

 プログラムでの開発で各種の言語を使いはじめる際に「Hello world」と表示してみることで最低限の流れを把握する。というお約束がありますが、「CAD日記」様より 『BricsCAD の TX / BRX での解説』に続き .NET(C#)での「Hello World! 」もご寄稿いただきましたので紹介させていただきます。 BricsCAD の各 API での Hello world!API 毎の Hello World は以下になります。 .NET(C#)で Hel

[詳説]BricsCAD®へアプリケーションをデマンドロードさせる方法

BricsCAD ではプログラムをロードする方法が複数ありますが、今回はアプリケーションをデマンドロードさせるための方法について解説します。 追記:本記事の内容はV24でも変わりありません。 レジストリ利用のデマンドロード レジストリベースのデマンドロード機構は、ARX / BRX / .NETの開発者が、CADシステムのスタートアップ時やアプリケーション固有の「カスタムエンティティ」の存在時、アプリケーション定義のコマンドや関数の呼び出し時に、柔軟かつ快適にARX /

BricsCAD V23のTX APIで HelloWorld [寄稿]

 プログラムでの開発で各種の言語を使いはじめる際に「Hello world」と表示してみることで最低限の流れを把握する。というお約束がありますが、「CAD日記」様より 『BricsCAD の TX API で作図領域に「Hello World」と文字列を作成して実行する流れの解説』を寄稿いただきましたので紹介させていただきます。 以下、寄稿内容です。掲載にあたり若干文体等を整形・追記をしています。 BricsCAD の TX で始める Hello world BricsC

BricsCAD の API 資料や SDK はどこにありますか?

 この記事では BricsCAD の開発 API 資料や SDK の入手先について説明しています。開発の参考になる資料と合わせてご確認ください。 API 全般のドキュメントAPI全般については下記のサイトで自由に閲覧することが出来ます。 https://developer.bricsys.com/bricscad/help/en_US/CurVer/DevRef/ なお、開発 API については、現状すべて英語での提供となっています。 日本語ベースのドキュメントについて