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BricsCAD 建築・建設|BIM/CIM

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このマガジンでは、BricsCAD の建築・建設、BIM・CIM に関連した記事をまとめています。
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#BricsCAD_V25

BricsCAD® V25:点群マネージャの改良(サムネが大きく)

点群マネージャで「スキャン」の項目にカーソルをあわせたときにサムネイルが表示されるのですが、その表示が大きく表示されるようになりました。 上のイメージのとおりなのですが、V24比で2倍程度大きく表示されます。視認性が上がりましたので分かりにくいケースが少なくなると思います。 では、よいCADライフを!🥟

BricsCAD® V25:ソリッド化 (SOLIDIFY)機能

BricsCAD V25 に、閉じたメッシュオブジェクトを3Dソリッドに変換する、「ソリッド化」新機能が追加されました。(Pro以上) 特に他のCADプラットフォームからインポートされたモデルなどでメッシュになっているものをソリッド化することで、ファイルサイズの縮小とともに描画などのスピードを改善することが見込めます。 では、良いCADライフを!🖼️

BricsCAD® V25:新しい点群ファイル形式のサポート

BricsCAD V25 Pro 以上で標準的に扱える、点群アタッチで新しく以下のファイル形式に対応しました。 追加されたファイルフォーマットは次のとおりです。 Z+F点群形式(.zfs) Leica LGSx(.lgsx) Riegl 点群形式 (*.rsp および .rdbx) パックされた HSPC 点群形式(.hspc.pack) .hspc HSPC 形式は 2024.03 バージョンに更新。 点群フォーマットは、計13種類になっています。様々な形式に対

BricsCAD® V25:点群バブルの表示方法強化

バブルの可視性に '表示のみ' が追加されました。 クロップ等で範囲を限定して表示している際に、非表示範囲部分のバルーンを非表示にすることが出来ます。 では、よいCADライフを!☄️

BricsCAD® V25:UCSの点群対応

法線を持つ点群の点に基づいて、UCSを設定することが可能になりました。 点群の形状に合わせた作図がしやすくなるので、作図しやすさが向上しています。 では、よいCADライフを!🌌

BricsCAD® V25:ライカDWG変換(LEICACONVERT)コマンドを追加

BricsCAD V25 に Leica Infinity からデータをインポート/エクスポートする、LEICACONVERTコマンドが追加されました。(Pro 以上で利用可能です。) このコマンドは、Leicaデータを含む図面内のオブジェクトを BricsCAD Civil オブジェクトに変換します。 レイヤー定義、線種、2Dまたは3Dブロックを含む BricsCAD テンプレートを作成し、これらをLeica Infinityで直接使用することができます。 テンプレー

BricsCAD® V25:2D CAE解析機能

BricsCAD V25 の試験機能で搭載された機能の一つに「2D 有限要素解析」(_CADANALYSE)による詳細な応力・ひずみ解析があります。 さまざまな荷重に対して対象物の反応をシミュレーションすることで、対象物の性能を評価することができます。 解析結果はパネルやコマンドウィンドウに表示されます。 メッシュの視覚化において、係数のスライダを移動すると変形具合や力のかかり具合がわかります。 2Dのみではあるものの、CAE解析を簡単に利用できるものになっていますの

BricsCAD® V25:表データの作業性向上

BricsCAD V25 の表オブジェクト編集機能は大きく改良されました。 1つのセルから別のセルにデータを順番にコピーして貼り付けるオプションが追加されたためデータの複製が非常に高速に行えるようになります。 また、セルのコピー、貼り付けや、数式をコピーする機能もありますので、より表計算ソフトライクに編集ができます。 表オブジェクトは CSV や MS Excelファイル とのリンクの他、セルにブロックのサムネイルを表示することも出来ますので、集計や判例表示など様々な用

BricsCAD® V25:点群レンダリングの強化

BricsCAD V25 は点群の表現関連した機能が色々と追加されています。 点群レンダリング設定をパネルに集約まず、点群のレンダリングに関わる設定が点群パネルに集約されました。 これにより、各設定の切り替えを簡単に行えるようになっています。 ドールハウスレンダリングBricsCAD V25 で新しく追加されたドールハウスレンダリングは、点群の法線の情報が視点の同じ方向になっているものを非表示にして、空間の中を見やすくすることが出来るレンダリングオプションです。 建物の

BricsCAD® BIM V25:BIMモデリング機能の強化

BricsCAD BIM V25では、モデリング機能の強化されています。この記事では、それらをのポイントをまとめて紹介します。 BIM壁の強化 建物の壁を簡単かつ素早く作成する事のできる BIM 壁 (BIMWALL, BIMUPDATETHICKNESS) コマンドですが、BricsCAD BIM V25 で、「図形選択」を使用した際にまずプレビューが表示され、確定前に位置合わせと厚さを変更できるようになりました。 また、ポリウォール(ポリライン壁)を使用して新しい壁セ

BricsCAD® V25:BricsCADへ書き出し(AutoCADへ書き出し)

AECオブジェクトが含まれている図面ファイルを、汎用のBricsCAD Lite や Pro、その他のAEC オブジェクトを扱えない CADとのデータ交換で利用する場合に、 AEC オブジェクトが Proxy データにならないようにネイティブなオブジェクト(線や円、文字、ブロックなど)に変換して保存する、EXPORTTOBRICSCAD( EXPORTTOAUTOCAD ) の機能が搭載されました。 すべてのAEC オブジェクトをネイティブ オブジェクトを含むブロックに変換

BricsCAD® V25:外部参照の強化

BricsCAD V25 では、既存の外部参照パスが変更されて見つからない状態になっている場合に、拡張検索を実行できるようになりました。 この機能は、サーチパス上のファイルを検索してファイルを見つけてくれるので、パスの再設定を簡単に行えるようになります。サーチパス上に見つからなかった場合は旧来通り再度指定する流れで設定します。

BricsCAD® V25:点群バブルビューアのウェイポイントのサポート

BricsCAD Pro 以上で利用可能な点群機能の中に、バブルビュアーがあります。点群の撮影ポイントから360°イメージを確認する事ができる機能ですが、BricsCAD V25の点群バブルビューアでは、ウェイポイント(Waypoint)がサポートされました。 ダイナミックスキャナーのソースデータにパノラマ画像が含まれている場合、バブルビューアで使用できるようになります。 ドローンからの Liderスキャンなどでは、経路指定で要所々々にウェイポイントを設定したりするかと思

BricsCAD® V25:尺度変更の使いやすさ向上

V25 の尺度変更(_SALE)コマンドは、カーソルでの指示がよりコントロールしやすい形に改良されました。 マウスによる尺度の指定は、倍率による距離指定ではなく「選択した図形範囲の横幅1/2の距離」で指定する形になっています。 これにより、マウス指定での指示がやりやすくなっています。 下のイメージのように、中心や図心からの尺度変更で参照オプションが不要なケースもでてくると思いますので、活用してみてください。 では、よいCADライフを!🔍️