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BricsCAD Mechanical

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このマガジンでは、2D/3D の機械設計に対応した BricsCAD Mechanical に関する記事をまとめています。
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BricsCAD でポリラインの途中に点を追加する簡単な方法

最終更新:2025年1月14日 BricsCAD でポリライン線の途中に点を追加したい場合、いくつかの方法がありますが簡単かつ直感的に追加する方法があるので、その方法を紹介します。 手順は次のとおりです。 クワッドとHKA(ホットキーアシスタンス)を ONにしておきます。 図形を選択していない状態で、ポリラインにマウスカーソルを載せます。 クワッドメニューが表示されたらCTRLキーを押します。 クワッドメニューがポリライン編集用のメニューになるので、マウスカーソル

Q.BricsCAD®で複数のファイルやレイアウトを連続印刷できますか?

A.できます。BricsCAD で複数のファイルに存在するシートを、一括で出力するための機能として、パブリッシュ(_PUBLISH) があります。 最終更新:2025年1月10日 パブリッシュコマンドの概要パブリッシュコマンドでは、既存のファイル内にある(モデル・レイアウトの)シートを追加してそのシートのページ設定に設定されている出力先か PDF ファイルへ出力することができます。 ページ設定の内容で出力する場合、設定内容により紙に印刷するプリンタやプロッタであることも

BricsCAD® V25:点群マネージャの改良(サムネが大きく)

点群マネージャで「スキャン」の項目にカーソルをあわせたときにサムネイルが表示されるのですが、その表示が大きく表示されるようになりました。 上のイメージのとおりなのですが、V24比で2倍程度大きく表示されます。視認性が上がりましたので分かりにくいケースが少なくなると思います。 では、よいCADライフを!🥟

DIESELマクロをLISPコマンド化する

以前に、メニューマクロ用の簡単なカスタマイズとして、クイックグループ化の解説をしたことがありました。 今回は、これをコマンド化して使用できるようにしてみたいと思います。 コマンド名を決めるたとえば、"QG" というコマンド名にしたいとします。コマンド化するにあたって、BricsCAD で Lite から利用可能な LISP API を活用します。 LISPプログラムをコマンドとして読み込ませる場合、関数名を "C:" で始まる形で定義する決まりになっていますので、関数名

BricsCAD® Mechanical V25:2D 注釈の再尺度 (AMRESCALE)

2D 寸法・記号の再尺度 (AMRESCALE) コマンドは、V24 で図記号に対応していましたが、V25 では寸法オブジェクトにも対応しました。

BricsCAD® Mechanical V25:仕上げ記号(AMSURFSYM)の強化

BricsCAD Mechanical に搭載されている 2D機械コマンドの仕上げ記号が強化されました。 前バージョンではプロパティパネルからの編集でしたが、V25ではダイアログによる作成・編集が可能になりました。つまり、ダブルクリックでダイアログ表示されるようになっていますので編集しやすくなっています。 プロパティパネルからの編集も引き続き可能です。

BricsCAD® V25:ソリッド化 (SOLIDIFY)機能

BricsCAD V25 に、閉じたメッシュオブジェクトを3Dソリッドに変換する、「ソリッド化」新機能が追加されました。(Pro以上) 特に他のCADプラットフォームからインポートされたモデルなどでメッシュになっているものをソリッド化することで、ファイルサイズの縮小とともに描画などのスピードを改善することが見込めます。 では、良いCADライフを!🖼️

BricsCAD® V25:ベースビューとフラットショット

ベースビューの強化3Dモデルから、2Dの投影図やアイソメ図をビューとしてレイアウトに配置することが出来るベースビュー(VIEWBASE)機能ですが、 BricsCAD V25 では前バージョンから強化され、ビューの生成をバックグラウンドに移動してビューの生成中もユーザーが作業を継続しやすくなるように改良されています。 バックグラウンドでビュー生成するかどうかは、システム変数 DRAWINGVIEWBKG でコントロールすることが出来ます。 フラットショットの強化3Dモデル

BricsCAD® V25:ライカDWG変換(LEICACONVERT)コマンドを追加

BricsCAD V25 に Leica Infinity からデータをインポート/エクスポートする、LEICACONVERTコマンドが追加されました。(Pro 以上で利用可能です。) このコマンドは、Leicaデータを含む図面内のオブジェクトを BricsCAD Civil オブジェクトに変換します。 レイヤー定義、線種、2Dまたは3Dブロックを含む BricsCAD テンプレートを作成し、これらをLeica Infinityで直接使用することができます。 テンプレー

BricsCAD® V25:2D CAE解析機能

BricsCAD V25 の試験機能で搭載された機能の一つに「2D 有限要素解析」(_CADANALYSE)による詳細な応力・ひずみ解析があります。 さまざまな荷重に対して対象物の反応をシミュレーションすることで、対象物の性能を評価することができます。 解析結果はパネルやコマンドウィンドウに表示されます。 メッシュの視覚化において、係数のスライダを移動すると変形具合や力のかかり具合がわかります。 2Dのみではあるものの、CAE解析を簡単に利用できるものになっていますの

BricsCAD® V25:表データの作業性向上

BricsCAD V25 の表オブジェクト編集機能は大きく改良されました。 1つのセルから別のセルにデータを順番にコピーして貼り付けるオプションが追加されたためデータの複製が非常に高速に行えるようになります。 また、セルのコピー、貼り付けや、数式をコピーする機能もありますので、より表計算ソフトライクに編集ができます。 表オブジェクトは CSV や MS Excelファイル とのリンクの他、セルにブロックのサムネイルを表示することも出来ますので、集計や判例表示など様々な用

BricsCAD® V25:BricsCADへ書き出し(AutoCADへ書き出し)

AECオブジェクトが含まれている図面ファイルを、汎用のBricsCAD Lite や Pro、その他のAEC オブジェクトを扱えない CADとのデータ交換で利用する場合に、 AEC オブジェクトが Proxy データにならないようにネイティブなオブジェクト(線や円、文字、ブロックなど)に変換して保存する、EXPORTTOBRICSCAD( EXPORTTOAUTOCAD ) の機能が搭載されました。 すべてのAEC オブジェクトをネイティブ オブジェクトを含むブロックに変換

BricsCAD® Mechanical V25:組み立て検査 (BMASSEMBLYINSPECT)

3D Mechanical 機能の強化として、機械アセンブリを分解したり、衝突せずに組み立てたりする工程を特定の規則に従って評価する、組み立て検査 (BMASSEMBLYINSPECT)がより使いやすくなっています。 経路クリアランス基準が6つの固定座標軸方向ではなく、任意の単一セグメント方向の検査を可能にするように改善されました。 では、よいCADライフを!🧩

BricsCAD® V25:外部参照の強化

BricsCAD V25 では、既存の外部参照パスが変更されて見つからない状態になっている場合に、拡張検索を実行できるようになりました。 この機能は、サーチパス上のファイルを検索してファイルを見つけてくれるので、パスの再設定を簡単に行えるようになります。サーチパス上に見つからなかった場合は旧来通り再度指定する流れで設定します。