2022年11月21日に日本語版がリリースされた BricsCAD® V23 の更新点についてまずは、見た目的にわかりやすいところから紹介していきます。
「ひと目でわかる BricsCAD® V23の更新点：Part1」を見ていない人はそちらもご覧ください。
今回も文章は少なめで解説します。

図面の修復を簡単に（_DRAWINGRECOVERY）

異常終了後に、エクスプローラを開かずとも復旧できます。

図面も健康診断する時代（_DWGHEALTH）

図面ファイルをダイエット（ファイルサイズ縮小）したりがん治療（監査で修復）したりすることで図面を健全に保ちます。図面の寿命も伸びるかも。

3Dモデルの監査もわかりやすく（_DMAUDIT）

3Dモデルの監査で不整合を予防。

配列検出（_ARRAYDETECT）でデータをモダン化

配列オブジェクトがなかった昔の図面も配列オブジェクト化できる、サステナブルな機能です。

まとめて接続（_CONNECT）

今まで一体何クリック必要だったか…。時短のみならず、腱鞘炎にもなりにくくなるかもしれない新機能です。

投げ縄選択

要望されていた方も多かったかもしれません。
スペースキーの入力で切り替わる操作性も実装されています。

外れ図形を探す（_FINDOUTLIERS）

全体ズームしたときに何も表示されない状況の上位の原因は、明後日の位置に無意味な図形があるということだったりしますが、そのような削除をしやすくなる機能です。外部企業や非DWG CAD とデータ交換が多い方には特に嬉しい機能ではないかと思います。

使いやすい整列（_ARRANGE）機能

位置関係をアレンジする編集機能です。選択順に整列されるので細かな編集をしたい場合は、個別に図形を選択していくといいです。

点群のカラーマップが強化されて表現力アップ

点群のカラーマップ表示はグラデーションが綺麗ですが、より細かい段階や色を設定できるようになりました。（注：Pro 以上の機能です。）

今回は以上です。

BricsCAD の体験版（無料）で確認できます。

　BricsCAD は 2D/3D 共に設計できるCADです。無料体験版は、旧バージョンと共存できますので、パワーアップした V23 を手軽にお試しいただけます。生産性向上に寄与するバージョンアップをぜひご検討下さい。

ダウンロード方法は、こちらの記事をごらんください。

では、良い CADライフを！👍

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