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BricsCAD® のショートカット

最終更新:2024年8月15日

ショートカットキーとホットキー一覧

 BricsCAD でも、他のソフトウェアと同様にショートカットキーと ファンクションキーやHOMEキーなど 1キーだけのホットキーから機能実行やモードの切替ができます。

 ショートカットの一覧は、BricsCAD のヘルプセンターに掲載されているのですが、キーボードのレイアウトが AZERTY 配列(主にフランス、ベルギーで利用されるタイプ)の表記で日本で一般的な109キーボードではない状態なため、日本向けに調整したものを作成しました。* V23ベースです
PDFファイルも用意しましたので、自由にご利用いただけます。

ショートカットとホットキー

キーボードショートカットの初期値(V23,V24)は次のとおりとなっています。

キーボード	説明
F1		BricsCADヘルプを開きます。
F2		プロンプト履歴ウィンドウ表示を切り替えます。
F3		図形スナップのオン/オフを切り替えます。
F4		V24以降:3D図形スナップのオン/オフを切り替えます。 V23まで:タブレットモードのオン/オフを切り替えます。
F5		アイソメ面を設定します(等角図スナップの使用をご参照ください)。
F6		ダイナミックUCS のオン/オフを切り替えます。
F7		グリッドの表示/非表示を切り替えます。
F8		直交モード の設定を切り替えます。オンにすると、 極トラッキング はオフになります。
F9		スナップの設定を切り替えます。
F10		極トラッキング の設定を切り替えます。オンにすると、直交モードはオフになります。
F11		図形スナップ トラッキングの設定を切り替えます。
F12		クワッドの表示/非表示を切り替えます。
Alt+F8		VBARUN コマンドを起動します。
Alt+F11		VBAIDE コマンドを起動します。
Ctrl+1 *	プロパティバーの表示/非表示を切り替えます。
Ctrl+2 *	図面エクスプローラを開きます。
Ctrl+9 *	コマンドバーの表示/非表示を切り替えます。
Ctrl+0 *	ユーザーインターフェース構成要素(ツールバー、パネルなど)の表示/非表示を切り替えます。
Ctrl+A		すべての図形を選択します。
Ctrl+B		スナップの設定を切り替えます。
Ctrl+Shift+B	境界検出切り替え (V24から)
Ctrl+C		選択内容をクリップボードへコピーします(COPYCLIP コマンド)。
Ctrl+Shift+C	基準点と一緒に選択内容をコピーします(COPYBASE コマンド)。
Ctrl+E		アイソメ面を設定します( 等角図スナップの使用をご参照ください)。
Ctrl+Shift+E	エッジ選択切り替え (V24から)
Ctrl+F		FIND コマンドを起動します。
Ctrl+Shift+F	面選択切り替え (V24から)
Ctrl+G		グリッドの表示/非表示を切り替えます。
Ctrl+H		選択したグループと自動調整ハッチングをコントロールする、PICKSTYLE システム変数の設定値を切り替えます。
Ctrl+I		ステータスバー の 座標フィールド の読み出し情報を設定します。
Ctrl+J		直前に使用したコマンドを繰り返します。
Ctrl+K		オブジェクトに割り付けるハイパーリンクを編集します(HYPERLINK コマンド)。
Ctrl+L		直交モードの設定を切り替えます。
Ctrl+M		直前に使用したコマンドを繰り返します。
Ctrl+N		新しい図面を作成します(NEW コマンド)。
Ctrl+O		既存の図面を開きます(OPEN コマンド)。
Ctrl+P		現在の図面を印刷します(PRINT コマンド)。
Ctrl+Shift+P	プロパティバーの表示/非表示を切り替えます。
Ctrl+Q		アプリケーションを終了します。(QUIT コマンド)。
Ctrl+R		ビューポートを切り替えます。
Ctrl+S		現在の図面を保存します(QSAVE コマンド)。
Ctrl+T		タブレットのオン/オフを切り替えます。
Ctrl+V		クリップボードの内容を図面へ貼り付けます(PASTECLIP コマンド)。
Ctrl+Alt+V	指定した形式でクリップボードの内容を貼り付けます(PASTESPEC コマンド)。
Ctrl+Shift+V	クリップボードの内容をブロックとして貼り付けます(PASTEBLOCK コマンド)。
Ctrl+X		選択内容を切り取り、クリップボードに貼り付けます(CUTCLIP コマンド)。
Ctrl+Y		元に戻した最後の操作をやり直します(REDO コマンド)。
Ctrl+Z		最後の操作を元に戻します (UNDO コマンド)。
Ctrl+[		実行中のコマンドを中止します。
Ctrl+\		実行中のコマンドを中止します。
Shift+F2	コマンドバーの表示/非表示を切り替えます。
Shift+F3	ステータスバーの表示/非表示を切り替えます(STATBAR コマンド)。
Shift+F4	スクロールバーの表示/非表示を切り替えます(SCROLLBAR コマンド)。
Shift+F8	Visual Basic プロジェクトマネージャーを起動します(VBAMAN コマンド)。
Shift+F11	VBA COM アドインマネージャーを起動します(ADDINMAN コマンド)。
Pg up		ビューを上方向に移動します
Pg dn		ビューを下方向に移動します。
Shift+左矢印	ビューを左方向に移動します。
Shift+右矢印	ビューを右方向に移動します。
Shift+上矢印	ビューを上方向に移動します。(サブ)図形選択時、図形がZ軸で+方向に移動します。
Shift+下矢印	ビューを下方向に移動します。(サブ)図形選択時、図形がZ軸で‐方向に移動します。
Ctrl+左矢印	(サブ)図形選択時は、図形がY軸で+方向に移動します。
Ctrl+右矢印	(サブ)図形選択時は、図形がY軸で‐方向に移動します。
Ctrl+上矢印	(サブ)図形選択時は、図形がX軸で+方向に移動します。
Ctrl+下矢印	(サブ)図形選択時は、図形がX軸で‐方向に移動します。
Home 		XY平面表示にします。(ビューが平面でない場合)
Ctrl + Home	スタートタブを作成します(GoToStartコマンド)


* 数字キーパッドは使用しないでください。
AZERTYキーボードの場合: 数字キーとShiftキーを同時に押さないでください。


ショートカットキーのカスタマイズ

 また、多くのキーがカスタマイズ可能で[CTRL]キー、[SHIFT]キー、[Alt]キーと組み合わせたショートカットの設定を追加したり、既存の割当を別の機能に変更したりといったことができるので、自分の好みに合わせて割り当てられます。 

ショートカットキーのカスタマイズ画面

 ショートカットの編集は、カスタマイズ(CUI)コマンドを実行して、[キーボード]タブの中で行うことができます。

ショートカットを追加する

 キーボードタブのを表示すると、左側が現在の設定状況、右側がBricsCAD に登録されているコマンドの一覧となっています。

ショートカットの追加は2つの方法があります。

既存のショートカットを上書きする場合

 左のコマンド一覧から、ショートカットに追加したいコマンドを、ドラッグして、右側のツリーにある既存の登録したいショートカット上でドロップします。

Alt+F8 に「最前面に移動」コマンドを追加する場合の例

 設定が重複しないかたちで簡単に変更できるので、割り当て変更する場合はこの方法がおすすめです。

新規にショートカットを追加する場合

 まだショートカットキーが割り当てられていない組み合わせのものに対して、ショートカットキーを割り当てたい場合は、右側のツリー上で右クリックして、ポップアップメニューの[ショートカットの追加]を選択します。

右クリックメニュー

追加を選択すると、「キーボードショートカットを追加」のダイアログが表示されます。あたらしく追加したいショートカットが既存のコマンドである場合は、「利用可能なツールを選択」を選択します。

今回は例として、表示順序の「最前面へ移動」を[Ctrl]+[Shift]+[⇧(上矢印)]の組み合わせで登録してみます。

下部のリストから「最前面へ移動」を選択してOKボタンをクリック
ツリーにコマンドが追加されるので、キーの欄をクリックしてからキーボードでショートカットに登録するキーを入力します。(今回の場合は CTRL+SHIFT+⇧キーを押します。)

設定が終わったら、OKボタンでカスタマイズ画面を終了して登録完了です。

 このような形でショートカットキーを編集したり、新たに登録することができますので、よく使う機能を登録すると効率アップが期待できます。👍

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では。😊

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