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ひと目でわかる BricsCAD® V23の更新点:Part1[基本機能]

 2022年11月21日に日本語版がリリースされた BricsCAD® V23 の更新点についてまずは、見た目的にわかりやすいところから紹介します。
文章は極力抑えていますので、イメージをご覧ください。
また、ボリュームが多いので複数回に分けて紹介します。

BricsCADランチャ

起動時のランチャに「土木設計」が追加されました。
ワークスペースも合わせて「土木」が追加されています。
「Ultimate」という全部入りワークスペースも追加されてます。

インターフェスの設定(表示切替)

メニューに「インターフェス設定」が追加されて、レイアウト設定の切り替えが、わかりやすくなりました。

インターフェス設定のダイアログ
明/暗テーマの切り替えの他、ワークスペースのカスタマイズもこちらからアクセスできます。
V22のレイアウトは「クラシック」が該当します。

なお、モダンレイアウトにした場合は次のような機能が利用できます。

  • リボンのラベル表示をON/OFFできる

  • リボンに配置されているコマンドを検索できる

リボンのラベル設定
モダンレイアウトにある検索ボタン
「分解」を検索しているところ
分解が含まれるタブとアイコンがハイライトされて見つけやすくなります。

ヒントパネル

初心者にも優しい、実行中コマンドのヒントを表示するヒントパネルが追加されました。

起動直後のヒントパネル

次なにする?を AI が提案

AI アシストタブが追加されて、状況に合わせてよく使われるコマンドや、ユーザの操作ログから次に使うコマンドを提案してくれます。
* ユーザ使用状況データプログラムへの参加が必要です。

AI アシストタブ

名前削除(_PURGE)がダイアログ化

お待たせしすぎたかもしれません。待望のダイアログ化です。
各削除項目の数の確認だけでなく、削除項目のフィルタリング表示機能もついているので、例えば大きな図面などで削除ブロックを精査したいケースなどでも使いやすくなっています。

名前削除のダイアログ

ツールパレット(_TOOLPALLETS)が刷新

タブが側面に表示されるようになり、初期で登録されているパレットの内容が刷新されてより使いやすくなりました。

V23 のツールパレット
BricsCADの特徴的な機能を集めたタブ

レイヤーパネル(_LAYER)

BricsCAD のレイヤーパネルは、表示する項目を選択することができるのですが、印刷、新規 VP、マテリアルはONが初期値になりました。
レガシータイプのパネルも健在です。

V23 のレイヤーパネル

パブリッシュ(_PUBLISH)が刷新

連続印刷のパブリッシュダイアログは、よりモダンな作りになりました。
PDF時の印刷スタンプも強化されています。

V23 のパブリッシュダイアログ

図面比較(_DWGCOMPARE)がパネル化

図面比較機能もパネル化され、比較後の確認・検証が非常にやりやすくなっています。

図面比較のパネル
選択した違いのある図形は、上部にイメージが表示されて視覚的に確認できます。
図形をズームボタンを押せば、作図領域の表示がその図形にズームします。

ブロック化(_BLOCKIFY)がわかりやすく

オプションをパネルで設定できるので、ブロック化の対象を制御しやすくなりました。

ブロック化のコンテキストパネル
高度な機能を簡単に使えるようにするための改良です。

ということで、今回は以上です。


BricsCAD の体験版(無料)で確認できます。

 BricsCAD は 2D/3D 共に設計できるCADです。無料体験版は、旧バージョンと共存できますので、パワーアップした V23 を手軽にお試しいただけます。生産性向上に寄与するバージョンアップをぜひご検討下さい。

ダウンロード方法は、こちらの記事をごらんください。

では、良い CADライフを!👍

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