BricsCAD® BIM の BIM化機能って?
BricsCAD BIM は、DWGベースで 3D の BIM ができる製品です。
BricsCAD BIMには、3D のモデルを BIMで使用するためにある程度自動で諸々を設定してくれる便利な BIM化(_BIMIFY)コマンドというものがあります。カタカナ表記だと「ビミファイ」になるでしょうか。
この機能がどういうものかというと、例えば開いている建物モデルに対して、断面図や立面図のビューを生成し、A.I パワーによって構造/MEP のプロファイルや空間位置をいい感じに分類・割り当てしてくれます。
この「いい感じに」というところが手間を減らすための強化を随時行っている BricsCAD の肝の部分になります。😉
プロファイルは BIM のオープンなフォーマットである IFC の分類モデルに従って行われます。BricsCAD BIM は、IFC ファイルの 2X3, 4, 4X1 に対応していて、マイナー&メジャーのアップデートを重ねる毎に対応の内容を強化していっています。
BIM化(_BIMIFY)の適用例
下イメージにある3Dの建物モデルに対して BIMI化を適用してみます。
BIM化コマンドを実行してBIM化のパネル上で適用する内容をセットしてから、適用ボタンをクリックします。
コマンドラインのメッセージや、パネル上に変換の進捗が表示されますので見ながら待ちます。適用するモデルのサイズや PC の性能によってはそれなりに時間がかかりますので、一旦休憩時間をとっても良いかもしれません。
(このモデルだと1分程度で適用されます。)
適用結果はパネル上でも確認できます。
BIM化コマンドにより、各フロアの床面毎の平面ビュー(5階分)と建物の立面ビュー(4方向)が作成されたので、簡単に切り替え表示できるようになりました。(作図領域の横に出ているのはストーリーバーというナビゲーション機能です。)
立面のビューは、建物内に移動すれば断面の面として利用できます。
モデルは、床や窓など部材として認識される形に変換されています。
BricsCAD BIM も体験できます!
BricsCAD の体験版は、Ultimate という最上位グレードにて動作するため、BricsCAD BIM も使用できます。インストール後30日間フル機能を試用できますので、ぜひ DWGベースの BIM による ワンプラットフォームの利便性をご体験ください。
体験版ダウンロードのしかたは、こちらの記事をごらんください。
では、良い CADライフを!👍
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