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BricsCAD® Mechanical V24 強化点:パーツ参照・パーツリスト

BricsCAD Mechanical V24 の 2次元設計向け機能で大きく更新された点として、AutoCAD® Mechanical (以下、ACM)データと互換のあるパーツ参照、パーツリストに対応した点があげられます。

パーツ参照とそのプロパティ
パーツ参照に含まれる情報は、プロパティパネル上で編集できます。

パーツ参照、パーツリストはセットで ACM データの BOM として機能しますが、一方 BricsCAD Mechanical には、V24以前から 3D パーツの部品表(BOM)機能(_BMBOM)が搭載されています。

部品表とパーツリストのアイコン

これらの BOM データはそれぞれ別のものとして扱われますが、パーツ一覧の既定値を設定するための [BOM 設定]ダイアログ(_AMBOMSETTINGS)と、BOM のデータ キャプチャが実装されました。

部品表設定ダイアログを起動する新しい AMBOMSETTINGS コマンドから、BOM 内容やフォーマットを統合的に管理することが出来ます。

AMBOMSETTINGS コマンドのダイアログ
部品表に表示する項目や表のフォーマットを細かく設定することができます。

V23 のアップデートでも強化されている図面記号対応などと合わせて、ACMデータの対応は V24 のリリースにより一定のレベルに達しています。古い二次元の機械図面データを活用しつつ、3D設計へ幅を広げる可能性を確保しておきたい時、BricsCAD Mechanical は最適な選択肢となります。

BricsCAD Mechanical の機能については、こちらの動画を一通り見ていただくと理解の助けになるかと思います。機能があるのでたくさんリストアップされていますので、気になる動画からでも摘んで見ていただくといいかもしれません。体験版の利用と合わせて、是非検討してみてください。

では、よいCADライフを!🔩


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