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BricsCAD® BIM V25:BIMデータ対応の強化

BricsCAD® BIM V25では、前バージョンから引き続き、IFC周りのデータ対応強化が行われています。
強化点は次の内容になります。


 IFC 挿入設定ダイアログ

挿入(_IMPORT)コマンドからIFCファイルを選択して挿入すると、読み込みの設定ダイアログが表示されますが、その内容が強化されています。
プロファイルの保存が可能になり、カスタマイズした読み込み内容をプロファイルとして保存して使いまわし出来るようになりました。

IFCファイル選択後に表示される読み込み設定ダイアログ
プロファイルの保存が可能になっています。
プロファイルの選択で読み込みたい内容選択できます。
より細かい読み込み内容は、フィルターで設定することができます。
読み込みするIFCモデルの原点の扱いを指定できます。
先にGEOMAPコマンドで地理的な位置を設定しておくと良いでしょう。

 情報配信仕様(IDS-XML)のサポート

BIMプロパティ(BIMPROPERTIES)機能のダイアログの読み込みから、ファイルの形式で .ids を選択して読み込むことが出来ます。

オプションの設定画面にある、IDSプロパティの設定から、プロパティパネルに表示するプロパティや IFCファイルへ書き出しする際に書き出しするプロパティ内容を制御することができます。

オプション

 IFC データ対応強化

読み込みコマンドからのIFCファイルの読み込みとして、以下の点が強化されています。

  • IFC4ファイルについては、色などのスタイル情報をより多く取り込むようになりました。

  • IFC ファイルからインポートされたスペースに、フットプリント表現が含まれるようになりました。

これらの改良に伴って、
IFCの読み込み設定が整理されています。

BricsCAD BIM V25 の IFCファイル読み込み設定
BricsCAD BIM V24.2 の IFCファイル読み込み設定

IFCファイルの細かな読み込み設定がXMLファイルに集約されたので、オプションの項目自体は減っています。

では、よいCADライフを!🌃

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