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Q. BricsCAD®とRhinoceros®、Grasshopper って連携できるんですか?

A. BricsCAD BIM(とUltimate)でできます。

Bricsys は Robert McNeel and Associates と提携しておりまして、 Rhino.Inside® を使用して、Rhinoceros の NURBS モデラーのフルパワーを BricsCAD® BIM と BIM が含まれている Ultimateで活用できます。

 Rhino に組み込みされている Grasshopper というビジュアル プログラミング言語を使用して、BricsCAD® BIM内にパラメトリック コンセプト モデルを作成できます。
※ 念のため書いておきますが、Rhinoceros のライセンスは BricsCAD に含まれていません。別途で必要となります。

どんな感じで使用するのかは、まず以下の動画を見て頂くと分かりやすいと思います。


「Rhino/Grasshopper Connection for BricsCAD BIM」アドオン

Bricsys のアプリカタログにアプリが登録されていて 2023年11月現在、BricsCAD BIM の V21, V22, V23, V24 に対応したものがダウンロードできます。
https://boa.bricsys.com/applications/a/?app=1353&apploc=2360  

上記のアプリをインストールするとメニューが下イメージの形で追加され、Rhino と Grasshopper をインプロセスで動かすことができます。
Rhino は日本語版もありますのでインターフェスは日本語で使えますが、 Grasshopper は英語UIでの利用となります。

V23 にインストールした状態
Grasshopper に追加されている BricsCAD ツール

次のことができます。(アプリカタログの内容を引用)

  • グラスホッパースクリプトを.dwgにリンクします。

  • グラスホッパーの入力パラメーターとしてBricsCADエンティティを使用します。次のエンティティがサポートされています:平面、点、曲線、エンティティ、エッジ、面、頂点。

  • グラスホッパーで使用するBricsCADライブラリからBIMデータを選択します。次のデータをグラスホッパー内で使用できます。

    • 建物

    • ストーリー

    • 構造用鋼プロファイル(名前、サイズ、標準および曲線)

    • 分類用のBIMタイプ

      • BricsCADでサポートされているすべてのIFCタイプが利用可能。

  • BricsCADエンティティから発信されたBIMデータを取得します。
    次のデータは、コネクタによってGrasshopperに読み込むことができます

    • 線形ソリッドの軸

    • 押し出し経路

    • プロファイルに関する情報、および分類されたすべてのエンティティのプロパティ名と値。

  • BIMデータをグラスホッパージオメトリに割り当てます。
    次のデータを割り当てることができます:

    • 建物

      • ストーリー

      • 構造用鋼プロファイル

      • 分類用のBIMタイプ

        • BricsCADでサポートされているすべてのIFCタイプが利用可能、プロパティ(分類されたジオメトリ)

  • BricsCADに存在するすべてのBricsCADエンティティを取得し、要素タイプや空間位置でフィルタリングします。

  • グラスホッパージオメトリをネイティブのBricsCADジオメトリに変換します。

  • グラスホッパーで指定されているBIMデータを「ベイク」します。

  • IFCに直接エクスポートします。

Rhinoceros モデルデータの取り込み

なお、Rhinoceros のモデルデータ(.3dm)ファイルは BricsCAD のどのグレードでも読み込みできます。ただし、BricsCAD Lite の場合は一度 Shape で開いてDWG保存する必要がありますので、効率的な面でお勧めはしません。

挿入(_Import)コマンドのファイルの種類

体験版でも試せます!

Rhinoceros をご利用の方(Rhinoも体験版で検証可能なようです。)で、 BricsCAD をお持ちでない方は是非 BricsCAD の体験版でお試しください。

ダウンロードのしかたは、こちらの記事をごらんください。

では、良い CADライフを!👍

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