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BricsCAD Lite

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BricsCAD Lite に関連する機能やテクニックなどの記事をまとめています。
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2024年6月の記事一覧

BricsCAD®のダイナミック入力設定を調整する方法

ダイナミック入力表示の調整BricsCAD のダイナミック入力機能は、図形の形状に応じて、長さや角度を表示したり、入力して編集することが出来る機能です。 ダイナミック入力の機能はオン/オフ出来ますが、オンの時に表示される寸法の数は調整することが出来ます。設定は、オプションの設定画面を表示して「ダイナミック寸法 表示」の欄で行います。 初期値では、2つの値が表示されるようになっていますが、「ダイナミック寸法表示(DYNDIGRIP)によって指定された全てのダイナミック寸法」

Q.BricsCAD®の独自機能って何かありますか?

A. たくさんあります。一部の機能はツールパレットに AutoCAD®の代替製品として知られている BricsCAD ですが、BricsCAD独自の機能も結構たくさんあります。BricsCAD 独自のユニークな機能のうち一部はツールパレットの「BricsCAD」タブにまとまって登録されています。 どの機能も、作業性を効率化して生産性アップに寄与する強力な機能ですので、利用したことがない方は是非一度試してみてください。 その他のユニークな機能 ツールパレットにまとまって

BricsCAD®のデータ互換性シリーズ 「線種」

線種は図形に割り当てられた表示プロパティで、BricsCADでは、DWG・DXFファイルで使用される線種定義をそのまま利用することができます。 線種の利用線種には、ダッシュ、ドット、文字、記号のパターンなど CAD的な特徴を持っているものと、実線(Continuous)という切れ目のない線があります。 BricsCAD では、図面エクスプローラの線種設定で、現在の図面やその他の図面ファイルに読み込まれている線種を確認したり、新たに線種を読み込んだりすることが出来ます。

BricsCAD® Lite V24 のインターフェス

BricsCAD Lite は、2次元設計の用途にマッチする製品ですが、2D向けとはいえたくさんの機能が搭載されています。 この記事では、よく使う部分のインターフェス説明を通して、それらの機能へのアクセスなどの概要を解説します。 リボンメニューとツールバーメニューBricsCADは、モダンなリボンインターフェスとクラシカルなツールバーベースのインターフェスが両方搭載されています。 このインターフェスタイプの切り替えは、インターフェス設定から簡単に切り替えられるのでその日の

BricsCAD® V24 のアイコン検索機能

BricsCAD V24 から標準となったモダンなリボンメニューでは、リボン上にあるツールを検索することが可能になっています。 ワークスペースの切り替えでアイコンの配置位置が変わったりすることがありますが、そのようなときに使いたいツールを探すのがとても楽になり使いこなしに便利な機能ですので、ぜひ活用してください。 では、よいCADライフを!🔎

Q. BricsCAD Liteで表示スタイルは使えますか?

A. 各種の表示スタイルが使えます。BricsCAD Lite は 3D オブジェクトのモデリングは出来ませんが、表示の制限はないため 3D表現をコントロールする「表示スタイル」も利用可能です。 リアリスティックの表示スタイルでは、割り当てられているマテリアルを反映した表示が可能ですので、ガラスなどの透過も表現されます。 また、BricsCAD Lite でマテリアルの割当も可能です。(ライティング設定はProからになりますのでご注意ください。) 以上のように Bric

BricsCAD® V24のチュートリアル

BricsCAD V24では、初めて使用する方にも安心して使えるようにチュートリアル機能が搭載されています。 「実践的なチュートリアルを見る」のボタンをクリックすると、最初に質問が表示されます。 選択した質問の内容によって、チュートリアルのリストが表示されます。 開始ボタンからそれぞれのコースを進めることが出来ます。 開始すると、各レッスン内容が解説されるダイアログが表示されます。 ダイアログの内容に従ってレッスンを進めていってください。 コースにより、チュートリアル

Q. BricsCAD® のネットワークライセンスで、放置されている PC のライセンスを自動開放(タイムアウト)できますか?

A. 可能です。BricsCAD のネットワークライセンスは、BricsCAD を起動したまま放置されている(ライセンスサーバーと一定時間通信がなくなった)ライセンスを開放する、タイムアウトの機能があります。 初期状態ではタイムアウト設定はされていないため、保持されたままになりますが、オプションファイル(bricsys.opt)に TIMEOUT または TIMEOUTALL 行を追加設定することで、非アクティブ PC のライセンスを開放することが出来ます。 記述する内容