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土木・測量|Civil系

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BricsCAD の土木・測量、Civil 分野に関連した話題をまとめたマガジンです。
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#Civil3D

BricsCAD® V24 強化点:Civil-土木エクスプローラの強化

BricsCAD Pro に搭載されている 土木機能には 土木関連のデータを効率よく扱うために土木エクスプローラが搭載されています。 BricsCAD V24 では、この土木エクスプローラの機能が強化されて Esri シェイプ(.shp)ファイルやオブジェクトからGIS画層の読み込みができるようになりました。 シェイプファイルは複数のファイルから一括して読み込みができます。 読み込まれたGIS画層に属しているデータは、GISの属性テーブルで確認することができます。 表の内容

BricsCAD®でTINサーフェスに標高点を付ける方法

BricsCAD Pro の土木ツールBricsCAD の Pro 以上の製品には、土木ツールが搭載されています。 機能強化もあり V23 からはワークスペースが独立して構成され、起動時のランチャからも選択出来るようになりました。AutoCAD® Civil 3D を使用している方の場合、同じような機能が部分的に搭載されていて点群と連携できるとお考えいただくとわかりやすいかもしれません。 標高点を作成するAutoCAD® Civil 3D を使用している方だと、端点標高とい

BricsCAD®で点群ファイルの取り込みから TINサーフェスの生成まで

点群ファイルの準備・作成 BricsCAD では、取り込まれている点群ファイルを書き出す事はできますが、点群ファイル自体を BricsCAD 内で生成することは出来ないので、なにかしらの形で作成された点群ファイルを利用する形になります。  点群の作成は最近だと、レーザスキャナを搭載したドローンやロボットなどを用いた3Dスキャニングのほか、精度は落ちるものの手軽にスキャニングできる、ハンディタイプの Lider スキャナや一部のLider センサー搭載スマートフォンで作成する