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土木・測量|Civil系

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BricsCAD の土木・測量、Civil 分野に関連した話題をまとめたマガジンです。
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#ポイントクラウド

BricsCAD で点群のバブル(撮影ポイント)表示を ON/OFFする方法

BricsCAD で点群ファイルを参照表示した時に、点群ファイルによっては、緑色のボールのような「バブル」(撮影ポイントの点)が表示されることがあります。 バブルは点群撮影時に計測とともに作成される360度映像が記録されていて、バブルをダブルクリックすると、バブルビュアーが表示され、その内容を確認することが出来ます。 バブルビュアーでは、マウスホイールのドラッグにより、見ている視線の方向を移動でき、ホイールの上下で画角を変更することができます。 BricsCAD BIM

BricsCAD®でTINサーフェスに標高点を付ける方法

BricsCAD Pro の土木ツールBricsCAD の Pro 以上の製品には、土木ツールが搭載されています。 機能強化もあり V23 からはワークスペースが独立して構成され、起動時のランチャからも選択出来るようになりました。AutoCAD® Civil 3D を使用している方の場合、同じような機能が部分的に搭載されていて点群と連携できるとお考えいただくとわかりやすいかもしれません。 標高点を作成するAutoCAD® Civil 3D を使用している方だと、端点標高とい

BricsCAD®で点群ファイルの取り込みから TINサーフェスの生成まで

点群ファイルの準備・作成 BricsCAD では、取り込まれている点群ファイルを書き出す事はできますが、点群ファイル自体を BricsCAD 内で生成することは出来ないので、なにかしらの形で作成された点群ファイルを利用する形になります。  点群の作成は最近だと、レーザスキャナを搭載したドローンやロボットなどを用いた3Dスキャニングのほか、精度は落ちるものの手軽にスキャニングできる、ハンディタイプの Lider スキャナや一部のLider センサー搭載スマートフォンで作成する

BricsCAD® で扱える点群(Point Cloud)ファイルの種類まとめ

BricsCAD の PRO 以上の製品では、点群(ポイントクラウド)ファイルを読み込むことが出来ます。点群ファイルもいろいろな種類がありますが、扱えるファイルの拡張子は BricsCAD V23 では以下の8種類になります。 対応点群ファイルの種類E57:ASTM 中間ファイルフォーマット LAS / LAZ: ASPRS LiDARデータ交換フォーマット PTS: Leica PTSファイル RTX: Leica PTXファイル RCP / RCS: Autod