こんにちは BricsCAD（Bricsys）の中の人です。この記事では、BricsCAD というプロダクトについてあらためて説明をいたします。

🔵 BricsCAD の概要 🔵

　BricsCADは幅広い業種の図面やモデルを、業界標準の .dwgファイルという一つのプラットフォームで作成ができる唯⼀無⼆の CADシステムです。
　高い品質と機能性を魅力的な価格で提供してきたことにより、全世界で約40万以上のアクティブユーザ(*) にご利用頂いています。(*) 2023年時点

🔵 BricsCAD の特徴 🔵

BricsCAD は CAD をベースとして ものづくりの生産性向上を目指して強化され続けているCADソフトです。

　BricsCAD をご利⽤いただくことで、新旧の.dwg ファイルなど多くの図面ファイル資産を継承しながら２次元設計から３次元設計への移行や『永続ライセンス』や『ネットワークライセンス』、『サブスクリプション』、『教育ライセンス』といった豊富なライセンス形態によって、コスト削減と柔軟な運用ケースへの対応を現実的なものとして検討していただけます。

　ものづくりの基本となる図面やモデルの製作を、ワンプラットフォームで対応することで、2Dと3D の設計・製造データを作成するのに別ソフト利用する時間とコストの無駄を省きながら、設計環境をシンプルなワークフローで生産性の向上に繋げ、「Build Better」（より良いものを作る）ということを実現し続ける事に最適なプロダクトとなっています。

後述の「Bricsys の基本理念」も参照。

🔵 BricsCAD の製品構成（ライセンスLv）🔵

BricsCAD には Lite, Pro, BIM, Mechanical, Ultimate と複数の製品があります。

　上の製品レベルイメージは機能内容を抽象的に表したもので、外側にある製品は内側の製品の機能を含んでいます。
　最初にシンプルな汎用CADとして Lite や Pro を使い、いいタイミングでアドオン・カスタマイズの追加や専門性の高い BIM、Mechanical へとシフトしていきやすい CAD ソフトとして進化を続けています。（もちろんある部署は Pro、ある部署は BIM など異なるレベルが混在した業務の流れを作ることも考えられます。）
　1番外側の Ultimate は全部入りの製品となりますが、建築・土木と製造をトータルで行う企業様に設計から製造までをカバーするインフラとして環境を安価に構築できるポテンシャルがあります。

🔵 BricsCAD の歴史 🔵

最後に、BricsCAD 自体にフォーカスした歴史を記載します。

2002：Bricsys設立
2005：BricsCAD® の V1リリース
2007：BricsCAD Run-time Extension (BRX) API をリリース
2008：BricsCAD 日本語版をリリース - V8
2010：BricsCAD Linux向けバージョンを初リリース。
　　　 3Dパラメトリックソリッドモデリングを導入。
2012：BricsCAD が.NET API を導入
2013：BricsCAD Communicator 最初のカスタマーシップ
2014：Mac用BricsCADを供用開始
2015：BricsCAD に板金用デザインツールが登場、BIM機能を導入。
2018：世界的テクノロジー企業 Hexagon AB 傘下に入る。
　　　 BricsCAD® Shapeを正式に公開
2019：BricCAD V20をリリース
2020：Bricsys、アジアと米国に事業所を開設
2021：日本に常駐スタッフ赴任
2023：BricCAD V24 をリリース
…

BricsCAD は 2002年に創業した企業です。2005年の V1 リリースから継続的かつ安定的に開発が続いており、機能やパフォーマンスの強化のみならず、近年ではものづくりの生産性向上に効果的な AI を活用した機能の実装など、先進的な内容の開発も積極的に行っています。

🔵 Bricsys の基本理念 🔵

Bricsys は ４つの基本理念の基づいて製品の開発・販売を行っています。

ユーザの皆様からの声もお聞かせ頂き製品に反映する事もありますので、是非お送りください。

BricsCAD を開発している Bricsys 自体についてもっと知りたい方は、こちらをごらんください。

CAD をベースにより良いものづくりをサポートする会社だと認識頂けると幸いです。

では、よいCADライフを！