BricsCAD®への移行時にメニューを流用したい時に見る記事
AutoCAD® など、他の DWG系CAD から、BricsCAD への乗り換えを検討されるときに、カスタマイズした内容を BricsCADでも利用したいという要求があるケースも多いと思います。
この記事では、そんな乗り換え時に既存のメニューファイルを活用するためのポイントをまとめています。
BricsCAD は .MNU, .MNS, .CUI, .CUIX, .ICM のメニューファイルを読み込む事ができるため、AutoCAD® など、他の DWG系CAD でカスタマイズした内容を流用する形で移行することができます。
なお、BricsCAD 標準のメニューファイル拡張子は .CUI ファイルです。
BricsCADでのメニューのロード方法
BricsCAD でのメニューのロード方法は、難しいことはなく MENULOAD または CUILOAD から、利用していたカスタムのメニューファイルを選択して読み込みます。
読み込むと、BricsCAD のメニューファイル(.CUI)が生成されますので、あとは、インターフェスのカスタマイズ(_CUI)コマンドからツールバー、リボン、メニュー、右クリック、エイリアスなどそれぞれのインターフェス構成やコマンドの内容(マクロの記述など)を編集します。
もし、古くからあるツールバー主体のインターフェスで利用されたい場合は、インターフェス設定でレイアウトを「ツールバー」に設定した状態で作業をされると良いです。
BricsCAD はツールバーと上部のメニューバーでのインターフェスも標準的にサポートしています。
BricsCAD のインターフェスカスタマイズに関連した記事
メニューのカスタマイズ方法について、記事をリストアップしたものが以下になります。これらをご参照いただくと大体のことが解消できますのでご活用ください。
BricsCAD のメニューのカスタマイズは、コマンドやアイコンの追加、ショートカットの設定、状況別のコマンド表示など多岐にわたる内容が編集できるようになっています。
クワッドなどBricsCADの特徴的な機能に対するカスタマイズも整備されておりますので、自由に自分好みの設定をしてみてください。
では、よいCADライフを!🏄♀️